導入事例_株式会社竹花組

新たな営業戦略で作業効率とサービスの向上

左から(株)竹花組 高瀬様、柳澤様、矢野様・Atos(株) 村木


 昭和24年3月29日設立
長野県佐久市に本社を置く(株)竹花組は、2022年2月に創業100周年を迎えた総合建設業です。土木分野をメインの事業としてスタートした同社は、道路、橋、砂防や災害復旧工事をはじめ、暮らし、経済、産業に欠くことのできないインフラを創っています。「確かなもの(作品)を世に遺し、お客様に感動をもたらす」を合言葉に、高い技術力と心のこもったサービスで地域の発展に貢献されています。今後10年20年、さらに次の100年に向け、建設・土木の両分野で長い年月をかけて培ってきた実績やお客様からの信頼をもとに、さらに付加価値の高い建設サービスを地域にお届けすることを目標に掲げています。

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株式会社竹花組

専務取締役 営業本部長
矢野 政美 様


株式会社竹花組

本社土木部 課長
高瀬 公人 様


株式会社竹花組

本社営業部
柳澤 まりな 様


導入前の課題
調査測量に人員と時間と費用がどうしてもかかってしまっていた。

導入による効果
簡単に測量を行うことができるようになったので、1日がかりでおこなっていた測量作業が、30分~1時間以内で済むようになり作業効率が上がった。

■ GS-1を導入した目的を教えてください。
造成部分をわかりやすくお客様にプレゼンするためです。

■ 業務において、どんな課題がありましたか?
プロジェクトの一番初めとなるのは土地の取得です。そのためには、造成ラインから(土地の有効性について)プレゼンを行うことが効果的なのですが、造成の部分は一番お客様がイメージしづらいところでもあります。例えば、平らに見えるところでも実際には勾配が結構あったり...。そういった部分を簡単に伝えるためには測量が重要なポイントでした。ただ、まだプレゼンの段階であまりお金もかけられないので安価で簡易的に、且つ、長野県は傾斜地が多いので、それでもちゃんと測量できるものというのが中々見つからなかったです。

■ 他社の同様の製品を導入したことはありましたか?
3Dの測量機器をもっていたので使ってみたのですが、(傾斜地が多いので)やっぱりうまくいかなかったですね。

■ GS-1は何で知りましたか?
AtosのWebセミナーで知りました。
※新建新聞社 様 主催「現場ラクラク!最新技術セミナーVOL.6」

■ 導入を検討するきっかけとなったことは何ですか?
AtosのWebセミナーを見て、これ(GS-1)なら持って歩いて簡単にできると感じました。また、今後の土木業界は3D化が避けては通れない道だと思います。そうなると、自分がやりたいことと今後の土木業界の展開(3D化の流れ)が一致してくるのではないかと考えたことも一つのきっかけです。

■ 他社との比較はされましたか?
スマートフォンで測量できるものと比較しました。

■ 導入の決め手になったのは何ですか?
実際に現場でデモを行ってもらった際に、今まで使用していた三脚式のものよりも、早く簡単に測量ができたことが決め手となりました。

■弊社のGS-1はどのような点が良いと感じましたか?
設備が小さく、簡単にどこでも測量ができる点です。

■ 導入の意思決定は、誰がどのように行いましたか?
矢野専務が有用性を判断し、導入を決定しました。(造成部分をわかりやすくお見せできる等)お客様へよりよいサービスを提供するという点で、他社とは違う強みになると判断したようです。

■ GS-1を使い始めてどれくらい経ちますか?
去年(2023年)の11月下旬に導入して、現場で使用したのは2,3回ほどです。(2024年2月時点)

■ GS-1を使っているのは何人ですか?
2人です。

■ GS-1をどのように(何に)使っていますか?
開発行為(造成)を計画している土地の形状を把握するために使用しています。先ほども言ったように、この段階では設計測量をすることは難しいので、短時間で測量できるGS-1を使用して、作業効率向上にも役立てています。また、三次元点群データが取得できるので、ビューアーを使用してお客様に形状等を説明するのにも非常に有効です。

■ 実際に使ってみた所感を教えてください。
簡単に使えるのですが、重たいです(笑)。女性の方だと特に大変かなと思います。(※肩に取り付けるアタッチメントをご紹介させていただきました)彼女(柳澤様)は勉強家なので導入してすぐにマニュアルを読みながら操作していました。今はまだ数回しか使ってないので、おっかなびっくりでやっているところもあるようですが、慣れてしまえば(若い方だと特に)スマートフォン感覚で扱えるようになるのではないかなと思います。

■ 導入による手応えを感じたのはどんなタイミングですか?
1日がかりでおこなっていた測量の作業が、GS-1を使用することで(準備から作業終了までが)30分~1時間以内で済んだ時ですね。

■ 使ってみて、気に入った機能・便利と感じた機能はありますか?
最初と最後にGPSが取得できていれば、途中でGPSが取得できなくても(取得できないような場所でも)使えるのは便利だと思います。

■ GS-1の導入により、生産性の面で得られた効果を具体的に教えてください。
先ほど言ったように、測量の作業時間が短縮できたことで作業効率が上がり、生産性の向上につながりました。

■貴社の目標達成において、GS-1はどのように役立っていますか?
建築・土木業務において、設計と図面作成能力が重要です。GS-1を使用することで、簡単に測量作業を行うことが可能になりました。これにより、プロジェクトの初期段階で土地利用の有効性をお客様に客観的に示すことができ、計画の可視化とプレゼン効果が向上しました。

貴社の今後の目標達成やビジネス展開において、GS-1をどのように活用していきたいですか?
お客様へよりよいサービスを提供するために、様々な用途で有効に活用していきたいです。そのためにも、社内で使用できる人を増やしていきたいと思います。

■ 今後、弊社に期待することは何ですか?
GS-1の技術的なサポートとアップデートを継続的に行っていただきたいです。また、新しい機能やアプリの開発を通じて、GS-1の可能性を広げていってほしいと思います。

■ GS-1を他社に勧めるなら、一押しのポイントとしてどんなことを挙げますか?
(柳澤様)難しくなく、簡単に点群をとってくることができるところです。
(高瀬様)三脚式と比べると、設備が小さく、小回りが利くので使い勝手がいいところですね。

貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。

 ※インタビュー内容は取材当時のものです。